資格や実績がなくても、治験コーディネーターとして活躍することはできます。また、看護師から治験コーディネーターに転職をする人も多いようです。
治験コーディネーターになるためには、治験施設支援機関に就職をしなければなりません。そして、実際に業務を行う際は、被験者の体調を確認して、服薬の指導をしながら今後のスケジュールを説明します。そのため、治験コーディネーターは、医療系の資格を保有している看護師や臨床検査技師、薬剤師などに向いている職種と言えます。ちなみに、治験コーディネーターは一般職と専門職に分かれているのが特徴です。大がかりな治験を行う場合は、海外との連携も必要になるので、英語やフランス語などの語学力があれば、幅広い活躍ができるでしょう。
それから、治験コーディネーターとして働くときには年収も気になると思いますが、この点においては経験や資格によって異なります。働き方は様々で、所属先によって条件も変わると思いますが、ある程度の経験があれば、派遣社員として活躍することもできます。そのため、自分に合った働き方が出来る可能性は高くなります。
治験コーディネーターの仕事は、新薬の開発に携われるほか、医療の発展にも深く関われるので、医療職経験者なら、やりがいを持って働くことが出来るでしょう。治験の仕事は多岐にわたるかもしれませんが、基本的には事務作業が多く、体力面の負担は少ないので、体力に自身がない方にもおすすめです。